JCBの調査からキャッシュレスの良さを考えてみたよ

WordPress 画像

みなさん、こんにちは。

どうもカズノモです。

JCBの全国の20~69歳の男女を対象に「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2018」からキャッシュレスの良さを考えてみたいと思います。

 

 

キャッシュレス派のほうが現金派より2.7倍お金を貯めている

昨年1年間で増やせた貯金額を支払い方法によって分けた結果が

キャッシュレス派の平均貯蓄増加額

87.6万円

現金派の平均貯蓄増加額

32.5万円

なんと、キャッシュレス派のほうが現金派より2.7倍貯蓄を増やせた結果に。

決済方法がクレジットカードや電子マネーだから、明細がすべて残るので無駄な支出を減らすことができるからかな。それに現金以外の支払い方法を選択するということは「お金」について勉強しているってことなので、その差が表れてると思います。

 

女性はキャッシュレスにまだまだ抵抗があるみたい

現金お断りの「完全キャッシュレス化したレストランはありだと思うか」という質問には賛成派が36.4%、反対派が33.0%で賛成派が上回る結果に。

男女別にみると、

男性

賛成派:39.6% 反対派:28.8%

女性

賛成派:33.2% 反対派:37.2%

女性のほうが反対派が多い結果に。

 

さらに「キャッシュレス決済の普及で、無人営業のコンビニが増えると思うか」という質問には賛成派は29.2%、反対派が33.5%で男女別にみると

男性

賛成派:31.2% 反対派:28.4%

女性

賛成派:27.2% 反対派:38.6%

全体的には反対派が多いけど、男性は賛成派が多く、女性は反対派が多い結果になっていて、女性はキャッシュレスにまだまだ抵抗があることがわかります。

 

年代別でも男性は60代を除くすべての世代で、無人コンビニが増えると予測しているのに対して、女性は40代を除くすべての世代で反対派が多い結果に。

 

この結果に対して、ぼくは意外だと思った。

これは勝手な偏見だけど女性のほうが、お得なポイント制度やクーポンに詳しいと思っているので、決済方法の利便性とかもいち早く取り入れていきそうな気がしていた。

まあでもこれから、「現金を持たないでキャッシュレス生活を過ごすこと」が女性の中でトレンドになって、女性誌やファッション誌などのメディアで取り上げられたりしたら、男性のキャッシュレス派の数字を一気に追い越す気もします。

 

関連記事

ローソンがスマホペイを導入して無人店舗へ本気出してきた!世界のコンビニ事情も紹介するよ
みなさん、こんにちは。 どうも、カズノモ(@blog_kazunomo)です。 今朝の朝日新聞(2017/12/5)でこんな記事がありました。 ローソンが無人店舗を開始すると発表があり、首都圏の数店...

 

キャッシュレスは子供への影響も大きい

「キャッシュレス社会になると、マネー教育のあり方が大きく変わると思うか」どうか聞いた結果は同意率が50.8%と、半数以上がマネー教育が変わっていくと予想したとのこと。

 

たしかに、これから生まれてくる世代はスマートフォンを持つことが当たり前になる「スマホネイティブ世代」になります。

今でも、若い人たちはパソコンやテレビを見るよりも、スマホを操作している時間のほうが長い人が多いんじゃないだろうか。(ぼくも含めてだけど)

 

そして、スマホで決済できることが、これからもっと当たり前になって現金を目にすることも徐々に減っていくだろう。そうなってくれば、お金の価値観や使い方を正しく教育することの重要さがより高まっていくと思います。

 

これからは親の教育はもちろんのこと、教育機関でもお金に関する問題に取り組んで欲しいものですね。

 

キャッシュレス派は新しいテクノロジーにも興味を示す

話題の商品・サービスをどの程度利用したいかという質問に、「利用したい」が最も高くなったのは「VRテーマパーク」で続いて、「AIスピーカー」、「即時買取アプリ」、「シェアサイクル」、「小型ドローン」となったとのこと。

 

キャッシュレス派と現金派を比較すると、上記の商品、サービスがいずれもキャッシュレス派のほうが「利用したい」と答えた人が多く、より新しいテクノロジーに興味を示していることが分かります。

 

さらに、特に差が大きかったのは、「AIスピーカー」や「ペット型ロボット」といったAI利用した商品、「シェアサイクル」や「おつり投資サービス」といったシェアリングサービス、フィンテックサービスで、キャッシュレス派のほうが利用したいと答えた人が多かったとのこと。

キャッシュレス派が今話題の商品や技術に興味を示しているということは、自身の変化に寛容とでもいうのだろうか。キャッシュレス派の人たちも最初からそうではなかったはずだ。もともとは現金派だったはず。

 

新しい決済方法やクレジットカードが扱える店舗が増えて、キャッシュレス派になっていったと思う。ということは、常に新しい情報に敏感で変化を受け入れやすい人たちが「キャッシュレス派」ということがわかります。

これからも新しいテクノロジーが次々と出てくるだろうから、「キャッシュレス派」と「現金派」の情報格差がますます出てくるとも思います。

 

キャッシュレス派は出世しやすく、有給休暇を取りやすい?

「管理職になりたいと思うか」という質問には、「YES」は29.2%、「NO」は70.8%となった。「YES」の割合を比較すると、キャッシュレス派では39.1%、現金派は21.6%となり、2倍近い結果になったとのこと。

 

次に、「有給休暇は積極的に取得しているかどうか」という質問で、積極的に取得している人は、キャッシュレス派は47.7%、現金派では35.3%となった。

「給料の高さよりもワークライフバランスを重視したいかどうか」という質問で、重視したい人は、キャッシュレス派では80.2%、現金派では62.3%となった。

 

この結果からわかることは、現金派のほうが出世しにくく、有給休暇をあまり利用していないということがわかる。あくまで数字上の話だけど。

逆にキャッシュレス派のほうが向上意識が高くて、有給休暇を利用して、仕事とプライベートのメリハリをつけていることもわかる。

 

たしかに、キャッシュレスだと会計の時もスムーズだから、普段の仕事も無駄なものを省いて効率を重視していて、時間を大切にしているイメージ。空いた時間をプライベートや自分のやりたいことに使っているともとらえれます。

なんか、現金派のほうがダラダラと残業してる姿が目に浮かぶな、、、

 

キャッシュレス派にとって「デビットカード」は知ってて当たり前

デビットカードというのは預金口座から即時決済できるという特徴があります。

「デビットカードについて知っているか」という質問には、全体で「知っている」が83.0%で、「知らない」が17.0%となり、

キャッシュレス派と現金派を分けてみるとキャッシュレス派では、認知度は90%を超え、現金派は76.3%という結果に。

デビットカードについて説明をしたあとに、今後利用したいかという質問には、「非常に使いたい」が6.8%、「どちらかといえば使いたい」が26.3%となり、合計が33.1%となった。

年代別にみてみると、20代では40.5%、30代では45.5%と4割を超えて、40代以上より高くなったとのこと。

 

やはり、現金以外の決済方法というのは若い世代のほうが受け入れやすいことがわかります。このへんは日本の拝金主義とかいろんな問題が絡んでくるとは思いますけどね。

 

次に、デビットカードを使っている人が実感しているメリットをまとめると

  • ポイントがたまる
  • 使い過ぎる心配がない
  • 財布がかさばらない(現金を持ち歩かなくて済む)
  • チャージが必要ない
  • ATM手数料の節約になる

というふうになり、ポイントが貯まる、ATMの手数料の節約になるといった「お得感」、お金を使い過ぎる心配がないといった「安心感」、現金を持ち歩かなくて済む、チャージの必要がないといった「便利さ」を実感している人が多いという結果に。

 

男女別にみてみると、「使い過ぎる必要がない」は男性38.9%、女性28.6%と男性のほうが高くなりましたが、「財布がかさばらない」、「チャージが必要ない」、「ATM手数料の節約になる」、「お金の管理がしやすい」では女性のほうが高くなったとのこと。

 

 

お金の使いすぎを防止したいと感じているのは、男性、お得さや便利さを感じているのは女性という結果に。

 

また、デビットカードを使っているキャッシュレス派の回答で「ポイントが貯まる」、「会計時間を短縮できる」が全体より高くなったとのこと。キャッシュレス派の人が感じているのは「ポイントでお得に買い物できる」、「レジでスマートに会計を済ます」というメリットが大きいことがわかります。

やはり、現金以外で支払うということには、いくつものメリットがあることがわかります。それに加えて、こういったメリットがないとキャッシュレス派にはならないということもわかる結果に。

デビットカードの普及がそのままキャッシュレス派が増えることにつながることがわかる結果だけど、使える店舗というのまだまだ少ないというのが現状です。

 

キャッシュレス決済で「クレジットカード」が一番使われてるけど、、

キャッシュレス決済と一様に言っても、クレジットカードや電子マネー、キャリア決済、モバイルウォレット(※スマートフォンなどのモバイル端末に、クレジットカードやポイントカード、身分証などの情報を電子データとして取り込み、まるで財布のように、専用機器のある店舗で決済できるもの)などがあります。

 

最近1年間に現金以外の支払い手段をどのくらいの頻度で使ったか、という質問では、「クレジットカード」が最も高く、「電子マネー」、「プリペイドカード」、「キャリア決済」、「モバイルウォレット」という順番になりました。

 

また、キャッシュレス派と現金派に分けてみると

「クレジットカード」の使用頻度

キャッシュレス派:96.1%、現金派61.8%

「電子マネー」の使用頻度

キャッシュレス派:77.6%、現金派42.8%

「クレジットカード」と「電子マネー」の使用頻度で現金派と大きな開きがみられました。

 

この結果からわかるのは、現金派が現金以外の決済をする機会が少ないということわかります。

普段から現金決済で慣れている人が、わざわざ他の決済方法をやらないというのもわかります。

でも、これはぼくの場合だけど、キャッシュレス決済に慣れると、現金決済に戻れなくなります。ポイントが貯まるお得感もだけど、スマートに会計を終わらせれる利便性がいいので、会計時のストレスを感じません。現金派の人もキャッシュレス決済を試してみることをおすすめします。

 

関連記事

「カード払いをすると無駄遣いが増える」みたいな記事が「現金大好き日本人」を生み出している
みなさん、こんにちは。 どうも、カズノモです。 よくこういう記事やニュースを目にしませんか。 この記事はカード払いについてメリット・デメリットもありますよっていう記事なのでいいですが、現金を使わずにクレカ払...

キャッシュレス決済は少額決済ほどやるべし

最後に、現金を含めて金額別にどの支払い手段をよく使っているかという質問です。

 

全体で「現金」と「キャッシュレス決済」のどちらが使われているかをみると、金額が上がるにつれて、キャッシュレス決済の利用率が高くなり、1,000円までの支払いでは「現金」のほうが多いけど、5,000円以上の支払いでは「キャッシュレス決済」のほうが多いという結果に。

 

この全体の結果からは、「少額は現金支払い、高額だとクレジットカードなどで支払う」という意識がまだまだ根強い気がします。

 

キャッシュレス派と現金派を分けてみると

キャッシュレス派では500円の支払いで「現金」が44.3%、「キャッシュレス決済」が55.7%とキャッシュレス決済のほうが高くなったとのこと。

この結果からは、逆にキャッシュレス派でもまだまだ少額決済で現金を使っている人が多いような気がします。

ぼくは、少額決済ほど、キャッシュレス決済のメリットが多い気がします。小銭をジャラジャラと持ち歩く必要もなくなるし、店舗側もおつりの小銭を用意する必要もなくなります。

 

逆に現金派では、金額が上がるにつれてキャッシュレス決済の割合が高くなるものの、50,000円の支払いでも「現金」が50.1%もあり「キャッシュレス決済」を上回ることはなかったという結果になりました。

 

まとめ

JCBが行った「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2018」は今の日本の決済状況が良くわかる結果になっていると思います。

キャッシュレス派と現金派では自分たちの知らないところでも差が出ていることがわかり、非常に興味深かったです。

 

やっと、銀行がQRコード決済に着手してきたため、現金以外の決済方法というのが良い意味でも悪い意味でも今後、ますます多様化していきます。(これを日本はどうにかして欲しいけど、、、)

それでも現金で払い続けるのか、キャッシュレスに移行していくのか、ますます二極化していきそうな結果となりました。

 

総じて思うことは、これからのキャッシュレス決済は、QRコードでのモバイルウォレット決済をいかに普及させていくこと、中国ですでに一般的になりつつある「顔認証決済」の導入が今後のキャッシュレス社会の普及において重要になっていくと思います。

 

関連記事

キャッシュレス・ジャパン達成に向けて必要なことをまとめている記事もあるのでこちらも参考にしてみてください。

日本のキャッシュレス化へ何が必要なのか~世界の事例から考える~
みなさん、こんにちは。 どうも、カズノモです。 経済産業省が「キャッシュレス決済」の比率を2025年に40%に高める目標を掲げました。これまでは2027年の達成を目指していたので、2年前倒しになります。 さらに、将来的には80...

 

この調査の中にはなかったけど、「普段の生活でストレスをどのくらい感じているか」という質問があったら、間違いなく現金派のほうがストレスを感じている人が多そうだと感じました(笑)

 

 

おわり

コメント